ブランディング

with コロナ時代を生き抜く美容師のヒント

2020.09.05
ブランディング

コロナウィルスの影響で様々な経済活動が自粛になり、
美容業界にも大きな影響が出ました。

今回は、様々な学びと経験の中で感じた
これからの美容師が生き抜くためのヒントを
お伝えしていきたいと思います。

このヒントは美容師だけではありません。
より生活が豊かに、
より幸せになるために必要なヒントだと思いますので
最後までお付き合いください。

ホワイトカラーの大リストラ時代へ

ここ数年で大企業を中心に
サラリーマンの大リストラ時代に突入すると言われています。
何故、大リストラへと向かっているのか。。。

以下、3つにまとめてみました。

1:国と企業が従業員を守れない時代へ

◉麻生副総理の老後2,000万円発言

これは自分でお金を貯めておかないと、
「年金がもらえないよ」
「もらえても生きていけるだけの金額ではないよ」
というのが背景と言われています。

※収入が年金中心の高齢夫婦の世帯は、
収入よりも支出が上回るため、
平均で毎月およそ5万円の赤字になっているとしています。
これが老後の30年間続けば2,000万円必要だという見解。

◉定年雇用努力を民間企業へ義務化として押し付ける

国は雇用を守れないけど、
「企業は従業員を定年雇用をしてください」
と義務化し雇用延長も70歳までになろうとしている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44828520V10C19A5MM8000/

◉トヨタ会長・経団連会長「終身雇用は無理」発言

「国は定年雇用しなさいというけれど、我々は無理ですよ」
大企業のトップの方々の発言でしたが、
企業の中では今後「終身雇用の考え方は古い」と、
国が定年雇用努力を義務化した上の記事とは違う見解。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1905/22/news039.html

◉日系企業が外資系企業と同じ方針へ転換していく
従業員一人一人のスキル、
結果に着目する時代へと変わり、
ただ同じことを繰り返す労働、
言われたことしかやらない労働は無くなってしまう。

2:外国人労働者とAIというライバル

◉扱いやすい外国人労働者

外国人労働者を雇い入れている経営者の皆様が一様に、
「スキルアップに貪欲」
「ハングリー精神が旺盛」
「素直である」
「その割に日本人より賃金がやすい」
と言った声を、私も多く聞いてきました。
日本人はもっと危機感を持たないといけませんね。

◉単純作業のAI化

最近ニュースなどでも話題になる
「AI化によってなくなる職種」や、
通常の業務においても今後自動化となるスピードは
加速化することが予想されていき、
仕事は効率化へと向かい、
スキルのある人間しか生き残れない時代へと
変化していく可能性があります。

3:狭くなる日本市場

今後ますます少子高齢化に向かう事によって、
消費する多くの世代が高齢となり、
高額消費が少なくなる予想立てられます。
日本市場が狭くなると消費を広げるために
海外へ進出する企業が増えてきます。

しかしながら日本にはグローバル人材が少ないと言われており、
ここでも外国人労働者が重宝されることになります。
グローバル人材とは英会話のスキルではありません。
日本人は元来、作業を仕組み化するスキルを持っている人材が
少ないと言われていますが、
その仕組みを作る人材として外国人労働者が今も活躍しています。

以上が大リストラ時代が来ると言われる理由です。

もちろん企業には
「長く働いて欲しい!」
「従業員には幸せになって欲しい!」という思いはあります。

しかし同時に「もっと能力を生かして欲しい」と思っています。
これまでは人材が不足していると言われていましたが、
誰でも良いわけではなく、
この先さらに『スキルのある人材』が必要とされる時代が
もうすぐそこまでやってきています。

ここまで聞いて、そんなことはないでしょう笑。

というのであれば、
この先の記事は恐らくあなたには必要ないでしょう。
もし、

「このままではまずい」
「もっとスキルを上げなければ!」

と思ったのであれば是非、続きをご覧ください。

これからの時代を生き抜くヒント

これからの時代を生き抜くためには、
個人のスキルを今まで以上に高めていかなければなりません。
これは以前、
西野亮廣さんをお呼びして講演会を開こうと決意した時に感じたことです。

画像2

一つの職業を極めるという時代は終わろうとしています。
これからは少なくとも
3つのスキルを掛け合わせて独自化をしていかないといけないと思います。

3つのスキルを掛け合わせる

例えば美容師で言うと

『美容師スキル』 × 『カメラスキル』 × 『映像スキル』

サロンワークの他に、
カメラスキル があることによって
撮影の仕事が増えることもありますし(ヘアメイクができる強み)、
メニューが増える、カメラワークのセミナーを行うこともできるかもしれません。

映像スキルもこれからの5G時代で広告等が動画になる事を考えると、
その編集のスキルがあることは、
自身のYouTube配信などにも使えます。

美容師力『80』
のスタイリストと

美容師力『70』× カメラスキル 『70』× 映像スキル『70』
のスタイリスト

どちらが差別化できていて特徴的でしょうか。

私も美容ディーラーという仕事をしていますが、
3つのスキルを掛け合わせていくことにしました。

スクリーンショット 2020-05-11 6.19.47

私は、このそれぞれを掛け合わせた提案をしていこうと日々、
学びと実践を繰り返しています。
そして、現在はブランドマネージャー認定協会の
スタンダードトレーナーの資格を取得し、
ブランディングを軸にした提案を行っています。

私もまだまだ道半ばですが、
皆さんも何と何を掛け合わせて自分のブランドを作り
「代えのきかない仕事」
ができるかを考えていくことが、
これからの時代を生き抜くヒントに
なるのではないでしょうか。

現在、この3つのスキルを組み合わせた
『パーソナルブランディングセミナー』
『店舗ブランディングセミナー』を開催しています。
興味がある方はお問い合わせください♪

一緒に頑張っていきましょう!

CONTACTお問い合わせ

こんなお悩みはありませんか?

・美容サロンを開業したいが、何からはじめていいかわからない
・自社ならではの個性を出して、他社との差別化をつけ、価格競争から抜けたい
・サロン専売品の仕入れ先を探している

まずは、お気軽にご相談ください。
026-227-1800

お問い合わせ

Scroll